やっぱり最後は根性論!いわくつきの部署から退職に成功した20代の話

体育会系の企業ってまだまだ多いですよね?

私自身、40代でリストラされて再就職した先がいわゆる体育会系企業。

ええ、外見は普通どころか温和な雰囲気を醸し出しているから、面接のときに気付くこともできず、3週間ほどして徐々に実態が明らかになっていきました。

「売上が上がらないのはお前らの根性が足りないからだ!!」と朝礼で小錦みたいな営業部長の一喝!

その後も続く根性論に、ここは軍隊かよ…って思いましたもん。

体力採用でいわくつきの部署に配属され連日残業

現在、個人事業主としてインターネット通販業を営んでいるシンジ、年齢52歳のオヤジです。

大学失業後、某大手メーカーに3年間勤務した後、サラリーマン生活に疑問を感じ退職。

その後、色々と職を転々としましたが、この最初の退職経験は初体験だけに仕事、人生のあり方について、色々考えさせられことが多かったです。

私は体育会出身だったので、根性と体力があるだろうことで大手メーカーに採用。

俗にいう「体力採用」というやつです。

そして、その会社の中で一番、仕事がキツイと言われていた営業企画部に配属。

後で知ったのですが、この部署は前年の新入社員があまりのキツサでノイローゼになり退職したとか、出社拒否をして行方不明になった者もいるいわく付きの部署。

新入社員研修後、この部署に配属が決まった時は少し嫌な感じはしました。

でも、私には大学時代、連日の練習で鍛えた体力と根性、先輩のいじめや嫌がらせに耐えてきた自負があります。

ですから、「まあ、大したことないだろ。」とタカをくくっていたわけですよ。

しかし、実際そこで働き始めると、毎日深夜まで残業に次ぐ残業に辟易。

右も左も分からない私に、上司たちは次から次へと山のような企画資料作成を命じる。

とにかくその量が半端ではない。

朝から夜の12時くらいまでコンピュータに張り付いて膨大な量の企画資料を言われるがまま作るまさに資料作成マシーン。

やっていて自閉症になりそうでしたね。

1日中コンピュータの画面を見ている訳ですから、1.5あった視力は0.3まで急下降。

作らされる資料の膨大さもさることながら、それ以上にやってられなかったのは、苦労して作った企画資料が次から次へと却下になって、シュレッター行きになる悪循環。

10通り企画資料を作って一つ決済が下りればいいほうで、残りの資料は只のゴミクズと化す。

結果的に無駄な資料作成を命じる上司たちに向かって「下手な鉄砲数打ちゃあたるやないやろ、もうちょっと考えて企画を作らんかい。」と叫びたい気持ちでいっぱいでしたね。

土日返上で深夜まで苦労して作った資料の大半がムダになる訳ですから、それに費やした私の時間を考えると、空しくてだんだんやってられなくなる。

それでも自分をだましだまし仕事を続けていましたが、休日もなく毎日会社と社員寮を往復するだけの生活に疑問が沸々と沸いてくる。

そして、ついに、「このままではいかん。こんなサラリーマン生活を続けていたら、何のスキルも身に付かない人間に成り下がる。俺の人生台無しになってしまう。」思いを持つまでに至り、秘かに強く退職を決意。

仕事がやってられないだけで同僚は嫌いじゃない

しかし、自分の中では退職を決めたものの、色々迷いはある訳です。

やはり3年もいると会社にそれなりに愛着は出てくるし、何より会社の人間が嫌になった訳ではなく嫌になったのは仕事だけ。

仲の良い同僚や後輩、よくしてくれた先輩はたくさんいたので、退職することはこの人たちの好意を裏切ることになるのではないのかと考えたりもする。

また実際、会社を辞めて果たして生活していけるのかって気持ちもある。

今の仕事は面白くないけど、大手メーカーだからボーナスや給料も結構いいし、福利厚生もしっかりしている。

退職することは、これらの安定を全部捨ててしまうことになるのではないか?そういうことを色々考え始めると、退職を決意したものの中々実行に移せない。

本来なら今のこの仕事を続けながら、自分が本当にやりたいことをしっかり考え、転職活動なりをすればばいいのですが、いかんせん毎日の仕事にアップアップで、そこまで考える精神的余裕も時間的余裕がありません。

とりあえず今のこの会社を辞めてから今後のことは考えようと、自分の気持ちをまとめました。

そこで、人事異動発令の前日に辞表を提出しようと自分に言い聞かせ、メモ帳のその日のところに「退職決行日」と書き込み、自分を鼓舞。

自分が異動するかどうかは分かりませんが、もし自分が異動した後、辞表を提出したら、後々、面倒くさいことになるし、会社にも迷惑がかかりますからね。

辞表を出すのは勇気がいるし当日はやはり緊張した

辞表を提出する日のエピソードは今でもはっきり覚えています。

朝起きてからずーっと緊張モード。

出社すると直属の課長はまだ出社していません。

少しホッとするも、席についても現実感がない。

目の前にはいつもと変わらぬ風景。

しかし、朝から鳴り響く電話の音や同僚や先輩、後輩の朝の「おはよう。」の声は、どこか異世界の出来事のような感覚。

頭の中にあるは今から自分が決行する退職願いのことばかり。

「課長、怒るだろな。」「やっぱり辞表出すの止めよかな。」「いや自分で辞めると決めた以上、ここで辞めなかったら、一生後悔する。頑張れ俺。」

一人苦しい葛藤と戦っていると、出社し、席に着こうとするる課長の姿が眼に入りました。

「よし、行け。特攻だ。」

意を決した私は課長に近づき、「おはようございます。申し訳ありませんが少しお話があります。」

課長は仕事の話だと思ったのかでしょう。

いつもと変わらない様子で「ん?何?」感じで私の話を聞く態勢。

私は静かに「ここでは何ですので、あちらの会議室でお願いします。」と課長に告げる。

会議室に入り、課長と対座。

課長も私の態度を見て少し変だと思ったのか、両者の間に流れる変な沈黙。

私は清水の舞台から飛び降りる気持ちで「課長、申し訳ありません。これを受け取って下さい。」と静かに昨夜書いた辞表を机の上に置きました。

私は頭を下げていたので、その時の課長の表情がどんなものだったか分かりませんが、しばし流れた静寂が何かとても長く感じられる。

そして課長の第一声、「ちょっと待てよ。いきなり何だよ。」

課長の声には「従順な私が、まさかこんなことをするなんて。」驚きの感情が入り混じっていました。

私はただただ、頭を下げて押し黙るのみ。

「理由は何だ。」「いきなり困る。」「考え直せ。」、色々言われるも、私はそれには答えず、「お願いします。」の一点張りで押し通す。

そして最後に課長は「ちょっと待て。支店長と人事課長に話してくる。」と言い残し、会議室から出て行きました。

その後、支店長室に場所を代え、支店長と人事課長、私の直属課長の3人がかりで説得されるも、私は頑なに説得工作を拒否。

そして最終的には辞表は受理され、退職は来月末に決定。

その時、「やっと自由になれたー。」という解放感でいっぱいでしたね。

その後、転職活動で苦労することなど露知らず。

ブラック体質だが給与や福利厚生が良かった点に後悔

しかし、退職したものの、もともと、これといった目的もなく、やりたいこともなく会社を辞めた理由はただ仕事が嫌だからことだけ。

これでは次の転職活動もうまく行くはずがありませんよね。

退職し、転職活動をするようになって初めて、今まで自分がいかに大企業に守られ、より勝手に生きていたのかを痛感しました。

大企業の社員はやはり社会的信用が大きい。

クレジットカードも簡単に作れるし、アパートも保証人なしで借りれる。

ローンを組むにも大企業の社員だけで返済能力があると判断されるので、比較的楽に組める。

何より周囲の見る眼や対応が違います。

日本は大企業を頂点としたヒエラルキー的会社国家だことを、退職の後の転職活動で思い知らされました。

私はその後、2回ほど転職するも、最初のこの会社と比べると社会的信用は低く、従って給料もボーナスも桁違いに安く生活レベルも激下がり。

この時代が人生の中で一番辛かったですね。

そして安易に退職してしまったことを激しく後悔。

しかし、その一方で自分が「勤め人」に向いていないと分かったので、良かったといえば良かったです。

転職がうまく行かなかった私は、結局、生きていくためには自分で起業するしか方法はなくなり、自分の頭で責任をもって考え、行動する習慣が徐々に身に付いていきました。

自分で商売をやってたら、仕事がつまらないとか、やり甲斐がないとか、そんなこと言ってられませんからね。

いわくつきの部署から退職に成功した20代の話

最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。

  • 年齢職業:20代営業企画部所属
  • 退職理由:深夜まで続くサビ残
  • 円満退職: 1.0 (典型的なブラック企業)
  • おすすめ:ニコイチ

結局私は、試用期間である3か月以内で自主退職。

3か月以内であれば職歴が付きませんから、私は退職するなら絶対に3か月以内と決めています。

この時のエピソードですか?

また機会があれば話しますね。

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